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宮部みゆきさんの執筆された作品を紹介しています。


情けがからむ朱房の十手


情けがからむ朱房の十手

情けがからむ朱房の十手
【発売:2009年1月】

いま、文庫本の世界では、「江戸市井もの」といわれる小説が爆発的なブームとなっている。

鮮明な画像が楽しめるテレビゲーム機が飛ぶように売れ、ゲームを楽しむ時代になっても、
ちょんまげを頭に載せた人々が活躍する「時代もの」がいまも根強い人気を保っているのだ。
なかでも、捕物帳は特に人気の高いジャンルだ。

本書は、平岩弓枝の超人気シリーズ「御宿かわせみ」から「三つ橋渡った」、
時代もの・推理の両分野で健筆をふるう宮部みゆき「初ものがたり」から「鰹千両」をはじめ、池波正太郎の「鬼平」シリーズの原形ともいえる「江戸怪盗記」、一世を風靡した村上元三の「夜鷹三味線」、人気脚本家・作詞家としても活躍した久世光彦唯一の時代小説集「逃げ水半次無用帖」から「三本指の男」、ユニークな舞台設定で人気を博した、都筑道夫の「なめくじ長屋」シリーズから「めんくらい凧」、京都の捕り物を描いた澤田ふじ子の「夜の橋」、以上七篇を収録。


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