【発売:2008年1月】
本の目利き二人の議論沸騰し、迷い、悩み、選び抜かれたとっておきのお薦め短篇12篇。半村良「となりの宇宙人」、黒井千次「冷たい仕事」、小松左京「むかしばなし」、城山三郎「隠し芸の男」、吉村昭「少女架刑」、吉行淳之介「あしたの夕刊」、山口瞳「穴」、多岐川恭「網」、戸板康二「少年探偵」など、意外な作家の意外な逸品、胸に残る名作をお楽しみ下さい。文庫オリジナル。 |
小説家。
1960年12月23日東京都江東区深川生まれ。
法律事務所勤務ののち、小説家に。1987年、オール讀物推理小説新人賞を受賞した短編「我らが隣人の犯罪」でデビュー。
以後、『龍は眠る』(日本推理作家協会賞受賞)『火車』(山本周五郎賞受賞)『理由』(直木賞受賞)『模倣犯』などのミステリーや、『本所深川ふしぎ草紙』(吉川英治文学新人賞受賞)『ぼんくら』などの時代小説で人気作家となる。
著書に『我らが隣人の犯罪』『レベル7』『龍は眠る』『本所深川ふしぎ草紙』『火車』『蒲生邸事件』『理由』『模倣犯』『R.P.G.』等の作品がある。
また、宮部みゆきさんは無類のテレビゲーム好きとしても知られており、『ドリームバスター』『ブレイブ・ストーリー』などファンタジー小説もある。
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